>>症状と病気について
トップページ
ごあいさつ
診療案内
クリニック案内
病気について
治療について
交通の案内
お役立ちリンク
医療機能情報を表示します

1)前立腺肥大症
2)前立腺癌
3)慢性前立腺炎
4)膀胱炎(急性、慢性
5)過活動膀胱
6)不安定膀胱、神経性頻尿
7)間質性膀胱炎
8)神経因性膀胱
9)腎・尿管結石症
10)膀胱結石
11)膀胱腫瘍
12)腎盂・尿管腫瘍
13)腎腫瘍

個人情報保護について
文字が大きくなります 標準的な文字の大きさです 文字が小さくなります

当医院で行える検査について

 泌尿器科の主な病気と、その診断のために必要な検査とその治療について、簡単に説明します。
(各検査の説明を見る場合には、当院で行える検査についてをクリックして下さい。)

1)前立腺肥大症

 「前立腺」とは、〔図1〕のように、膀胱の下にあって尿道を取り囲む、男性にしかない臓器です。主な役割は、精液を造る事です。加齢と共に肥大した場合には、〔図2〕のように、尿道を圧迫して尿が出難くなったり、膀胱を突き上げて刺激するために、尿が近くなったりします。次第に、残尿(尿が出きらない)も発生します。
 この病気は、60歳前後から始まり、70歳以上の男性の70%以上に生じる、と言われています。
 大部分は、内服薬で改善しますが、手術(主に、尿道からの内視鏡手術)が必要になる場合もあります。
≪主な検査≫
検尿、尿沈渣、腹部エコー検査、尿流測定、エコーによる残尿測定、等

2)前立腺癌

 前立腺に発生する悪性腫瘍です。進行すれば、前立腺肥大症と同じような症状が発生しますが、初期には、全く症状がありません。その段階でも、血液中のPSA(前立腺特異抗原)を測定すれば、癌の有無の予測ができます。
 通常、60歳以上の男性に発生しますが、50歳代にも、あり得ます。
 癌が確定すれば、手術(開腹手術、腹腔鏡手術)、放射線療法(外照射、内照射)、ホルモン療法(注射、内服薬等)等の治療が可能です。
≪主な検査≫
血中PSA測定、検尿、尿沈渣、腹部エコー検査、直腸診、等(癌の確定のためには、他院での前立腺針生検、MRI、CT 等が必要ですので、その場合には、適当な病院へ紹介します。)

3)慢性前立腺炎

 同じ前立腺の疾患でも、これは年齢に関係なく(若い男性にも高齢男性にも)発症します。
 尿道を経て、前立腺内部へ入り込んだ細菌などの微生物が、前立腺に炎症(膿が溜まったり、腫れたり、痛みが生じたり)を起こして、頻尿(尿が近い)や尿意切迫(尿をしたくなると我慢出来ない)や下腹部不快感や残尿感(排尿後にスッキリしない)等の多くの症状を引き起こします。なお急性前立腺炎の場合には、発熱や排尿困難(尿が出難い、出ない)も生じます。
 通常は、内服薬の比較的長期の服用によって治療します。
≪主な検査≫
検尿、尿沈渣、腹部エコー検査、前立腺圧出液検査、等

4)膀胱炎(急性、慢性)

 大腸菌などの細菌が、尿道を経て膀胱へ入り込み、粘膜に炎症(腫れやただれ)を引き起こす病気です。その結果、頻尿(尿が近い)、排尿痛(尿を出す時や、出した後に尿道に痛みを感じる)、残尿感(尿を出したのに、スッキリしない)、等の症状が生じますが、人によって、状態によって、異なります。症状の無い人もいます。尿検査によって、診断される病気です。
 通常は、年齢に関係なく主に女性に(尿道が短いため)発症しますが、残尿のある高齢男性にも起こり得ます。
 抗菌剤(抗生剤等)の服用と、多量の飲水や下半身を暖める事によって治療します。
≪主な検査≫
検尿、尿沈渣、腹部エコー検査、等

5)過活動膀胱

 尿意切迫(尿をしたくなると我慢出来ない)を主な症状とする病気です。大抵は、頻尿(尿が近い)もあり、切迫性尿失禁(トイレへ行く迄に出てしまう)を伴う事もあります。女性に多く発症し、原因がよく分からない場合が多いようですが、全国に数百万人の患者さんがいる、と推測されています。
 通常は、内服薬によって治療しますが、症状が人によって、かなり異なるため、排尿日誌をつけてもらって詳しく検討します。
≪主な検査≫
検尿、尿沈渣、腹部エコー検査、エコーによる残尿測定、排尿日誌(の記録)、等

6)不安定膀胱、神経性頻尿

 原因不明の頻尿(尿が近い)や残尿感(尿を出したのに、スッキリしない)が続く、または繰り返す状態には、様々の診断名が付けられます。それらの中には、膀胱炎に引き続いて起きている場合や、他の診断が見落とされている場合もあります。
 そのため、対症療法(根本的な治療が出来ないので、それぞれの症状に応じた薬などを組み合わせる)で、症状を緩和しながら、じっくりと経過を見ていく必要が有ります。
≪主な検査≫
検尿、尿沈渣、腹部エコー検査、エコーによる残尿測定、排尿日誌(の記録)、等

7)間質性膀胱炎

40~60歳代に女性に多く発症する、原因不明(アレルギーや、膠原病とも関係している場合があります)の膀胱の慢性炎症性疾患です。尿が溜まった時の膀胱痛、頻尿(尿が近い)、尿意切迫(尿をしたくなると我慢出来ない)等が主な症状です。過活動膀胱などよりも症状が重い場合が多く、膀胱痛が強かったり、頻尿が激しくて、日常生活が困難になる場合も、しばしば見られます。
 今の所、治療法が確定しておらず、様々の内服薬治療の他、入院して腰椎麻酔をかけた上で、膀胱水圧拡張療法などが行われています。
≪主な検査≫
検尿、尿沈渣、腹部エコー検査、エコーによる残尿測定、排尿日誌(の記録)、(場合により膀胱ファイバー(内視鏡)検査等

8)神経因性膀胱

 膀胱の働きが(何らかの理由によって)鈍ったり、過剰になったりするために、尿が出難くなったり、近くなったり、漏れたり、残ったり(残尿)するようになる病気です。
 脳梗塞などによる中枢性、脊髄損傷や椎間板ヘルニアなどによる脊髄性、糖尿病などによる末梢性の神経障害に分けられますが、原因不明のものも、しばしば見られます。
 治療は、(原因疾患の治療の他に)内服薬が基本ですが、残尿が多い場合には、在宅自己導尿または介助導尿(本人や家族が、一日に何回か、細い管を尿道から入れる。)を指導します。(方法は簡単です。)
≪主な検査≫
検尿、尿沈渣、腹部エコー検査、排尿日誌(の記録)、エコーによる残尿測定、尿流測定、(場合により)膀胱ファイバー(内視鏡)検査、等

9)腎・尿管結石症

 尿管結石症は、腎臓に発生した結石が、尿と共に尿管へ降りてきて途中で詰まるために、腎臓が自身の尿で腫れて、痛みが生じる病気です。多くの尿管結石は小さく、90%以上は、尿と共に尿道から排出されます(自然排石)。
 通常は、頓服の痛み止めや、座薬で痛みをコントロールしながら、尿管の緊張を和らげる内服薬を飲み、よく飲水して、自然排石を待ちます。結石が大きい(約8mm以上)場合や、なかなか排石しない場合には、ESWL(体外衝撃波による結石破砕術)や内視鏡手術や、稀に、開腹手術が行われます。
 一方、腎結石症は、通常、腎臓の腫れも痛みも生じず、血尿や、エコー等で偶然発見されることが多い疾患です。大抵は、定期的に観察していくだけで十分ですが、大きい場合や、腎盂の出口に近い場合や、短期間に増大するようなら、ESWLや内視鏡手術などが行われます。
≪主な検査≫
検尿、尿沈渣、腹部エコー検査、腹部単純X線撮影、尿路造影(排泄性尿路撮影)、(場合により、他院で)CT

10)膀胱結石

 腎臓から尿管を下降してきた結石は、膀胱に入ると、大部分はそのまま尿と共に、尿道から体外へ出てしまいます。しかし、たまたま、または、尿道が狭くなっている場合に、膀胱に残ってしまって、膀胱結石になります。
 頻尿(尿が近い)や排尿痛(尿を出す時に痛い)や排尿困難(尿が出難い、出ない)が生じたり、血尿が見られることもありますが、無症状の場合もあります。
 結石が小さい場合には、当院で、内視鏡を使って取り出すことも可能ですが、結石が大きかったり痛みが強い場合には、病院へ入院して麻酔下に、内視鏡手術(場合によっては、開腹手術)を行うことになります。
≪主な検査≫
検尿、尿沈渣、腹部エコー検査、腹部単純X線撮影、尿路造影(排泄性尿路撮影)、(場合により)膀胱ファイバー(内視鏡)検査、等

11)膀胱腫瘍

 膀胱内に出来る「できもの」です。90%以上は癌ですが、進行しない限り、症状はほとんど有りません。痛みを伴わない血尿(赤い尿が出る、または検尿で、尿潜血や赤血球が認められる)が、ほとんど唯一の症状です。また、エコーやCTで、偶然発見される場合もよくあります。
 早期に発見されれば、簡単な内視鏡手術などで、完治可能です。場合によって、開腹手術も行われます。
≪主な検査≫
検尿、尿沈渣、腹部エコー検査、膀胱ファイバー(内視鏡)検査、等

12)腎盂・尿管腫瘍

 腎盂(腎臓内部の袋)や尿管に出来る「できもの」です。膀胱腫瘍と同様で、90%以上は癌ですが、進行しない限り症状はほとんど有りません。痛みを伴わない血尿(赤い尿が出る、または検尿で、尿潜血や赤血球が認められる)が主な症状ですが、尿管結石のように尿の流れを妨げて、腎臓が尿で腫れて痛みが生じる場合もあります。
 主に、開腹手術が行われます。
≪主な検査≫
検尿、尿沈渣、腹部エコー検査、腹部単純X線撮影、尿路造影(排泄性尿路撮影)、(場合により)膀胱ファイバー(内視鏡)検査、等

13)腎腫瘍

 腎臓実質に発生する「できもの」です。多くは、腎細胞癌と呼ばれる癌です。膀胱腫瘍と同様に、進行しない限り、症状はほとんど有りません。痛みを伴わない血尿(赤い尿が出る、または検尿で、尿潜血や赤血球が認められる)が、ほとんど唯一の症状です。また、エコーやCTやMRIで、偶然発見される場合もよくあります。
 通常は、開腹手術、または腹腔鏡手術で治療されます。
≪主な検査≫
検尿、尿沈渣、腹部エコー検査、腹部単純X線撮影、尿路造影(排泄性尿路撮影)、(他院で)CT、MRI等

>>前ページへ戻る
>>このページのTOPへ
総合案内お問合せ個人情報に関するお問合せ個人情報保護について
〒640-8319 和歌山市手平5-1-15 マエダビル1F        TEL:073-423-2330 FAX:073-423-2303